カップル、イコール、そのおふたりは
結婚式という儀式をもって家族になるわけですが、
実は当たり前と言えば当たり前ですが、
婚姻届が受理された瞬間、正式に家族になるということになります。
夕方の傾きかけた斜光を浴びるおふたりの背中を追いかけ
ふたりから、家族になる瞬間を垣間見る。
この日、披露宴を終えられたおふたりは
二次会までの空き時間に、区役所へ婚姻届を提出されました。
よく晴れた、1月の寒い日。
真っ赤なドレスから、自前のコートにお召し替えられた
新婦の寒そうに首をすくめる仕草がとても可愛かった。
新婦がコンビニでコピーをしている待ち時間。
少しシャイ、ややうつむき加減、
そのまま上目遣いで見せる笑顔がとても印象的な新郎と、
新婚旅行のことや、飛行機のことについて話した。
おふたりの1日に、カメラマンという存在は
悲しいくらいに不自然な存在ですが、
おふたりと、おふたりに関わる方々の
そんな印象や一言一言が、残せるような写真を
撮って行きたいなぁって思います。
1月の中頃から結婚式の撮影が続いていて、
恐ろしく現実感なく、日々が過ぎていきます。
冬があって夏があるように。
そういえば、日本の夏って短いよなぁなんて
南の国で考えているわけです。
これも非日常。